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Stacey Kent (Samba Saravah)

stacey kent


アメリカで培った基本ジャズと欧州の空気感を合わせ持つステイシーケント。
趣味の良い音楽とは、きっと、こういうことを言うのだろう。
ジャズ、ヴォサノバ、バラード、シャンソン、ポピュラーなど、いろんな
ジャンルの良さをバランスよく取り入れ、独自のサウンドを表現してくれる。

選曲のセンスといい、どのアルバムも安定していて、決して期待を裏切らない。
アルバム作りのパートナーでもあり、夫でもあるジム・トムリンソンのサックスも
彼女のヴォーカルの魅力を最大限に引き出してくれている。
聞く人の耳に心地よく、新しいジャンルのサウンドとして、ネーミングされても
何ら不思議ではない。

「Samba Saravah」という曲はフランス映画「男と女」の挿入歌でピエール・バルー
がアヌーク・エーメの元夫役で出演し、実際に彼がギターを弾きながら歌っている。
特に映画の中では、二人で馬に乗っているシーンが印象に残っている。
フランス人のヴォサノバ・シンガーというのは珍しい存在だが、今でも現役で活躍
している。(今の風貌は、たのもしい老人といった感じ)

日本や海外においても、年齢が若くて、テクニックや、生まれ持った音楽センスで
上手なシンガーは少なからず存在するとは思うが、奥深い味が歌そのものに備わる
までには豊富な経験と年月が必要なのだと思う。
歌に限った事ではないが、30歳〜40歳、いや、50を過ぎてからが本物としての風格や
確立した境地を極める事ができるのかもしれない。



Stacey Kent (Samba Saravah) 

PIARRE BAROUH(Samba Saravah) 


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Tea For Two(二人でお茶を)

nick decaro


1925年のヒットソング、Tea For Two(二人でお茶を)。
古いジャズのスタンダードナンバーで、著名なジャズシンガーの多くが
カバーしてしている名曲、それぞれに個性と持ち味がある。

つい先日、カーラジオのFMからからこの曲が流れ、聞き覚えのある懐かしい
歌声に新鮮さを感じて、じっと聞き入ってしまった。
1974年に発売されたNICK DeCARO(ニック・デカロ)の「ITALIAN GRAFFITI」
というLPレコードアルバムには、Tea For Two他、雰囲気のある曲がたくさん
詰まっている。
きっとリリースした年月のタイミングが少しずれただけで日の目を見なかった
アルバムとアーチストの一人だったに違いない。
むしろ、これから先の時代に向けて再リリースしたらリバイバルヒットして
脚光を浴びるかも知れない。
近頃、洋楽、邦楽を問わず、切なく胸を打つ程の美しい楽曲に巡り合えない
からこそ尚更そう感じるのは自分だけなのだろうか。

シンガーとして、そしてアレンジャーとしても知る人ぞ知る才能の持ち主で、
時を経ても決して褪せることのない、古くて新しい、曲とサウンドなのである。


Tea For Two (NICK DeCARO

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First Track Lake Tazawako

komagatake




         朝一番で新雪にシュプールを刻むことを

         欧米ではファースト・トラックと言うらしい

      どっピーカンに晴れわたったスキー場の山頂から

    自然が用意してくれた 真っ白でふわふわなキャンバスに

       思いどおりの曲線を描きながら一気に滑り降りる

             これほど爽快なものはない

          


山頂には駒ケ岳、ふもとには神秘的な湖、田沢湖を見下ろす県内一の規模を
誇る田沢湖スキー場、以前は他に2つのスキー場が隣接していたが、現在は
この一つだけとなってしまい、寂しい限りだ。
志賀高原や白馬に比べるとスケール的には見劣りするものの、上級者から
初心者まで楽しめる、まずまずのスキー場ではないだろうか。

麓に位置する田沢湖は日本一の水深で423.4メートルあり、その深さゆえに
真冬でも湖面が凍りつくことはない。
かつては摩周湖に迫る31mの透明度を誇っていて、日本ではこの湖だけにしか
生息していなかったクニマスの魚影も濃く、専門の漁師さんもいた程で、当時は
高級魚として高値で取引きされていたらしい。
その後、昭和10年代、田沢湖の水を発電に利用する時に、水量を多くするため、
酸性の強い玉川の水を田沢湖に流入させたことと、国の政策(農業振興)により
田畑に上流から水を引いたために湖の水質が激変し、残念ながらクニマスを含む
魚類が全て絶滅してしまった。
平成3年頃から水質改善を目指して玉川酸性水中和処理施設が本運転を開始し、
湖水表層部は徐々に中性に近づいてきてはいるものの、近年、山梨県の西湖で
70年ぶりに生息が確認された子孫といわれるクニマスが戻って来れる日までは
相当の時間と月日が要すると思われる。
美しい自然や希少といわれる生き物などは絶やさず大切に守っていって欲しい。

先週の休日に、1シーズンぶりのスキーを楽しんできた。
たまたま晴天にも恵まれ、雪質の状態といい、絶好のスキー日和に感謝。
1月、2月は極寒の上、悪天候が続いていた為、とてもスキーに出かける気力が
なかったというのが本音だが、期間限定の冬にしかできないスポーツだからこそ
せめてシーズンに3〜4回は出かけたいと思っている。

晴天で風を切って滑るスキーは、顔に突き刺さる冷気も心地良さに変えてくれる。
かさ張らず、ウェアのポケットに忍ばせたアイフォンを徐ろに取り出し、きれいな
写真や動画が手軽に撮影できるのだから本当に便利になったものだ。



            First Track Lake Tazawako


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二人のシーズン(ZOMBIES)

zombies

当時、街には小さな映画館が3つ程と純喫茶やコーヒーショップが
いくつかあって、学校が終わるとよく近くの喫茶店にたむろしていた。
最も好奇心が旺盛で多感な時期である。
別に待ち合わせているわけでもなく、いつものメンバーが集まってくる。
店内は少しうす暗く、クッションの効いたソファーに座りコーヒーや
レモンスカッシュなどを飲んで時間を過ごしているだけで、少し大人に
なったような気分に、得意げになって浸っていたのだ。
その喫茶店にはジュークボックスがあって、よくかかっていた曲が、
ゾンビーズの二人のシーズンとママス&パパスの夢のカリフォルニア、
BGMに流れるクリス・モンテスのLPレコードも耳にタコができるほど
よく聞いた。

4〜5年程前になるだろうか、日産(NISSAN)「ティーダ」のTVCMで
ゾンビーズの二人のシーズンが流れた時には驚いた。
多分、この時代を過ごした余程の洋楽通でしか知り得ない曲である。
選曲者は何を思ってこの曲を抜擢したのかと興味を抱いてしまった。
同世代には懐かしいサウンドとして、少しかけ離れた年代や新世代には
新鮮に聞こえるのかもしれない。
つまり、幅広い年代をターゲットにしたCMの選曲だったとすれば納得が
いく。

もっとも、番組の途中で流れるCMには、あまり気にも留めず見過ごしたり
聞き流してしまう人がほとんどだろうと思うが、おそらく選曲者はこの曲
を選んだ理由に、何か深い思い入れと感慨があったに違いないと推察する。

思春期の鮮やかな記憶の中で、脳裏に録音された音楽を再生できることは
喜びであり、また、その時代を過ごせたことは、私にとっても貴重であり、
小さな幸せでもある。


The Zombies 【Time Of The Season 】

California Dreamin  【 Mamas & The Papas 】

CHRIS MONTEZ 【THE MORE I SEE YOU】
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Frank Sinatra with Barbra Streisand

sinatra2

多くの人達が大変だった2011年も、まもなく終わろうとしている。
震災で被災された方々や関連した全ての人々のこの一年の辛さや
気苦労などを心からねぎらいたい。

一年ごとという周期は誰が考えたのか、ありがたいもの。
その年の締めくくりがあって、新しい年が始まる。
たくさんの苦しかった出来事や不満などを、全て水に流して
リセットし、新たな気持ちで新年に立ち向かおうとすると不思議と
自然に活力が湧いてくる。

2012年は早期復興の実現を目指し、人々が笑顔で暮らせることを切に
願うと共に良き年であって欲しい。

当ブログの今年の締めくくりは、やはりこの人しか思い浮かばない。
シナトラとバーバラ・ストライザンドのデュエットでしっとりと...。


I've got a crush on you - Frank Sinatra with Barbra Streisand


And a Happy New Year!!

そして新年は、スウィングするシナトラの歌で軽やかにスタートを
切りたい。

Witchcraft/FRANK SINATRA
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