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Fluegelhorn Archive
Felice Reggio Big Band
- 2014-08-05 (Tue)
- Fluegelhorn

ボサノヴァを聞くには快適な季節になってきた。
いつもはヴォーカルアーチストを多く取り上げているので、今回は切れの良い
ビッグバンドをご紹介したい。
現代のチェット・ベイカーと異名をとるトランペット奏者、フェリーチェ・レッジオ
(1960年生まれ)の奏でるフリューゲルホルンは蒸し暑いこの季節に心地よく
鬱陶しさを振り払ってくれる。
曲はボサノヴァの代表曲(イパネマの娘)、ワールドカップ(サッカー)で盛り上がる
ブラジルで生まれた音楽。
残念ながらサッカーの結果の方はと言えば、チームジャパンもネイマールを欠いた
ブラジルチームも悲惨な結果に終わってしまったが、悲観することなく、次に向けて
再起して欲しいものだ。
先日、小、中学から一緒だった仲間達との同窓会があって、高校の頃バンドを組んで
活動していた親友と久しぶりに再会し、お酒の席で懐かしい音楽談義で盛り上がった。
友人は今でも毎日ギターに触れているらしく、当時にも増して腕を磨いたようだ。
その頃、演奏してた曲といえば、スリードッグナイトやディープパープルなどの(ロック)
やクラプトンといったブルースが中心だった。
お互いに長い年月を経て、音楽の趣味や趣向も変化し、現在進行形の話になったが、
たどり着いたジャンルは二人ともほぼ一緒で、ジャズやボサノヴァだったことで、更に
意気投合する結果になった。
その後のメールのやりとりで、時々音合わせをしようと話が進み再結成を持ち掛けた
ところ、友人は新しい冒険への誘いに、二つ返事で快く応じてくれた。
自分はベースとエレガットを掛け持ちしメインヴォーカルを担当、友人はエレアコ、他に
キーボードは友人が心当たりを探してくれていて、残すはパーカッション。
何とか見つかれば、10月のミュージックフェスまでに、5~6曲は仕上げたいと思っている。
夜な夜な、こっそりと家人に気を遣いながら日々ギターとベースの練習に励む事になりそうだ。

La Garota de Ipanema FELICE REGGIO BIG-BAND
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TOKU
- 2010-11-21 (Sun)
- Fluegelhorn

以前、当ブログでフリューゲルホーンの市原ひかりちゃんの記事を
書いたが、今回はさしずめ彼女の兄貴分ともいうべき存在のtokuを
取り上げてみた。
二人の楽器の音色を比べてみると、ひかるちゃんが中音なのに対し、
tokuのほうが若干スモーキーで低音な響きに聞こえる。
聞く人によってそれぞれ好みはあるかもしれないが、どちらも独自の
持ち味と魅力があって、つい聞き惚れてしまう。
tokuのヴォーカルもいい味を醸し出していて、生まれ持った感覚と
いうのだろうか比類なセンスを感じてしまう。
普通、日本のシンガーが英語の詩を歌うと、どんなに発音が卓越して
いてもどこかしら不自然さを感じてしまうのだが、彼のようにすべて
自分のものに消化されてしまうと、何の違和感もなく、すんなりと耳に
心地良い。
スタンダードの名曲〔FLY ME TO THE MOON〕私を月に連れてって..。
ロマンチックなタイトル、深まる秋の夜長に遠くに見える三日月を
仰ぎながらじっくりと聞き入りたい。
TOKU 〔FLY ME TO THE MOON〕
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HIKARI ICHIHARA
- 2009-10-29 (Thu)
- Fluegelhorn

先日、一泊で都内出張の際、池袋のビジネスホテルを予約。
初日の仕事を終え渋谷でお気に入りのCDを物色後、宿泊先の
ホテルへ向かう途中、池袋駅東口周辺でいくつかのストリート
ミュージシャンの演奏に足を止める。
以前の怪しげな街の印象に比べると特に東口側はずいぶんと
クリーンで開放的なイメージに変貌したのには驚いた。
いくつかのグループのライブに出くわす中、ひときわ魅力的な男女
二人のユニットの演奏に時間の経つのも忘れしばらく聴き入って
しまった。
多分、大学生ぐらいだろうか、男性がジャズ用のエレキギターで
女性がフリューゲルホーンというシンプルかつ異例の組み合わせ。
演奏する曲は古いジャズのスタンダード。ただ、この二つの楽器で
実にいい雰囲気を醸し出しているのだ。
楽しげにノスタルジックなメロディーを奏でる二人に、いつの日か
メジャーになれるその時まで陰ながらエールを送り続けたい。
以前からフリューゲルホーンの靄のかかったようなスモーキーな
音の響きには魅力を感じていた。
日本においてはtokuがメジャーな存在だが、画像の市原ひかりちゃん
も今後が期待されるプレイヤーの一人なのだと思う。
卓越した彼女のアドリブが聴けるのが楽しみだ。
普段、ギターやベース、ウクレレという弦楽器には慣れ親しんでいる自分
としては金管楽器は全く未知の領域、小さい頃、音楽の授業でたて笛や
鍵盤ハーモニカは息を吹くだけで音が出たがトランペットやフリューゲルは
ただ息を吹くだけで音が出るほど簡単ではない。でも敢えてその難題に
挑戦したいと今思っている。
ふと通りすがりに出会ったストリートミュージシャンと市原ひかりちゃんの
フリューゲルホーンを聴いているうちに自分でも吹いてみたいという衝動に
かられてしまったのだ。
人前でご披露できるまでにはかなりの時間を要すると思うが、新しい冒険の
始まりはいつもワクワクする。
機会があればその奮闘記の模様をこのブログでご紹介したい。
HIKARI ICHIHARA (MY CHERIE AMOUR)
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