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AOR Archive
KENNY RANKIN
- 2013-09-04 (Wed)
- AOR

奮っていた猛暑も峠を越え、だいぶ過ごしやすくなってきた感がある。
さすがに気温が40度超えとなれば、恐らく頼みのエアコンも機能しない状態だろうと思う。
夏は、ある程度暑くないと、季節感にメリハリがなく物足りなさを感じてしまうものだが、
暑いといってもせいぜい35~36度が何とか我慢できる限界のような気がする。
一年中、過ごし易い気温や気候は理想的だが、夏の暑さと冬の寒さに耐えてこそ、春や秋の
心地良さや、季節の情緒が一層際立つというものではないだろうか。
夏の終わりと初秋のはざまに聴く音楽...。
ふとケニーランキンの「When Sunny gets blue」が思い浮かんだ。
残念なことに、4年前にこの世を去ってしまったが、澄み通った歌声と洗練された感性は、
永遠に人々の心の片隅に刻まれていくことだろう。
1977年に発売されたアルバム「愛の序奏」の中の1曲、36歳の頃にレコーディングされた時の
音源と、晩年の渋さや、より磨きがかかったライブ画像でのサウンドを聴いてみてほしい。
どちらも、その時代、年齢ごとの持ち味が出ていて、あらためて聴き手を魅了する...。

KENNY RANKIN 「When Sunny gets blue」 ALBUM

KENNY RANKIN 「When Sunny gets blue」 LIVE
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MICHAEL FRANKS
- 2011-06-18 (Sat)
- AOR

ジャズでもなく ボサノヴァでもない
ポップスではなく ロックでもない
やさしい歌声と メローなサウンド
遥か遠くに聞こえる スチールギターの音色は
深い海の底へと 僕を誘い込む
針の跳ぶ 古いレコード
音の隙間から 錆びついていた時が目を覚ます
かつてレコード屋さんで流れていた、マイケル・フランクスの
「The Lady Wants To Know」
やさしく語りかける歌声と都会的で洗練されたサウンドに、新鮮な衝撃を
受けたことを記憶している。
マイケル・フランクスの表現する音楽にはジャズやボサノヴァがベースにあって、
そのどちらも程良く融合され、独自のAORという新しいジャンルのサウンドを
創りあげたといっても過言ではない。
'70年代後半、同ジャンルで活躍していたア―ティストには、ケニーランキンや
ウィリーネルソンなどが挙げられる。
ヒーリングミュージックが、すでにこの時代に存在していたとは、まさに驚きだ。
今の季節に聞くにはぴったりな曲かもしれない。
MICHAEL FRANKS 〔The Lady Wants To Know〕
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