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2010年01月

BAG'n'NOUN(バッグンナウン)

  • 2010-01-25 (Mon)
  • bag
Bag'n'Noun

このリュックを見ているとトニーザイラーが真っ先に思い浮かぶ。
1959年の映画「白銀は招くよ」でザイラーが役の中で背負っていたのが
このタイプで、昔ながらの、まさにリュックサックと呼ばれるものだ。
当時はもちろんナイロン素材のものはなく、全てキャンバス地で上の口を
紐で絞るものが中心だった。
スキーの板は木製で、スキー靴は革製の紐靴、ストックは木や竹製の物を
使用していた。 トニーザイラーといえば1956年コルチナダンべッツオ、
冬季オリンピックで史上初の回転、大回転、滑降の三冠王に輝いた当時の
世界的大スターで、映画では「白銀は招くよ」の代表作の他、「黒い稲妻」や、
あのイナ・バウアーが主演の「白銀に躍る」などで俳優としても活躍していた。
この季節になるとBSなどで時々この頃の映画が再放映されていて、なつかしい
映像に出会えるのがうれしい。
ちょうど時を同じくしてこの大会の回転競技で冬季五輪日本人初快挙の銀メダル
に輝いたのが猪谷千春さん(当時25歳)である。実業家としてもよく知られ過去に
IOCの副会長などを歴任後、現在も尚ご健在である。

ところで肝心な商品(リュック)の紹介だが、大阪は心斎橋発の個性的なブランドで、
リュックやトート、ポシェットなどのバッグ類のほか洋服も作っている。
人気バッグの生みの親である社長さんに一度お目にかかったことがあるが、
独自の雰囲気を持っていらっしゃるかたでフランス映画「ぼくの伯父さんの休暇」
に登場する鳥打帽をかぶった紳士役の俳優さんを彷彿させる風貌で、その時に
このブランドの人気の秘密や、ベースとなる背景が感じ取れたような気がした。
レトロ感やノスタルジックな雰囲気漂うデザインと豊富なカラー展開が魅力の
要注目バッグブランドなのだ。


オンラインショップへ↓
BAG'n'NOUN(バッグンナウン)NAPSAC(Banana) ¥7、140

"12madchen und 1mann 「白銀は招くよ」"
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Aiko Uemura

Aiko Uemura

カナダ・バンクーバー冬季五輪まであと1ヶ月あまり。
選考が決定した選手達もいよいよ最終調整の段階に入ったようだ。
前の記事で上村愛子選手のことについて触れたが、もう少し詳しく彼女
の事について書いてみようと思う。
小学校1年から長野県白馬村(八方尾根スキー場の麓)に育ち、その頃
から競技スキーに親しみ、白馬中学校のスキー部(アルペン競技)に
入部するが1年生の時にいじめに合い退部を余儀なくされる。
1年後、母親のすすめもあってカナダへと一人旅立つ。傷心しきっていた
彼女を偶然にも迎え入れてくれた地がバンクーバーにほど近いブラッコム。
そこで運命的に出会ったのがモーグルの世界だったようだ。
彼女を夢中にさせたフリースタイルスキーとの新しい出会いはその後の
人生までも変えてしまう様な劇的なものだったに違いない。
何か一つの事にとことん打ち込み、努力する姿は精悍ですがすがしさを
感じさせてくれる。
上村選手の滑りのベースには競技スキーで培った基本と力強さがある。
モーグルの場合、なるべくスキーを雪面から離さずコブを下半身で吸収する
技術が要求されるが、たまにゲレンデで見かける一般スキーヤーで、糸こんにゃく
のごとく軟体動物の様な滑りはどうも自分は好きになれない。
多少スキーが雪面から離れても上村選手の様に、下りの階段を早足で駆け降りて
行くようなイメージのほうがダイナミックで迫力がある。
ターンの技術やフォームの美しさにおいては世界でもトップクラス、リズムや
タイミングにくるいが生じ、体勢を崩すことがなければ表彰台は狙えるはず。
画像(昨シーズンのモーグル世界選手権)時のイメージ通りの滑りができれば
しめたもの。本番で、滑り終えた直前の両手を掲げるガッツポーズに期待したい。
傍で見る側は好き勝手なことを何でも言えるが、実際にオリンピックという
大舞台のスタート台に立った時の極度な緊張感と重圧は想像を絶するものがある。
全ての歯車がかみ合い、兼ね備えた実力以外にも運や天が彼女に味方してくれる
ことを祈ってやまない。栄冠を勝ち取るその日まで...。


Aiko Uemura Freestyle MOGULS World Champion 2009


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