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2012年05月

Stacey Kent(Samba Saravah)

stacey kent


アメリカで培った基本ジャズと欧州の空気感を合わせ持つステイシーケント。
趣味の良い音楽とは、きっと、こういうことを言うのだろう。
ジャズ、ヴォサノバ、バラード、シャンソン、ポピュラーなど、いろんな
ジャンルの良さをバランスよく取り入れ、独自のサウンドを表現してくれる。

選曲のセンスといい、どのアルバムも安定していて、決して期待を裏切らない。
アルバム作りのパートナーでもあり、夫でもあるジム・トムリンソンのサックスも
彼女のヴォーカルの魅力を最大限に引き出してくれている。
聞く人の耳に心地よく、新しいジャンルのサウンドとして、ネーミングされても
何ら不思議ではない。

「Samba Saravah」という曲はフランス映画「男と女」の挿入歌でピエール・バルー
がアヌーク・エーメの元夫役で出演し、実際に彼がギターを弾きながら歌っている。
特に映画の中では、二人で馬に乗っているシーンが印象に残っている。
フランス人のヴォサノバ・シンガーというのは珍しい存在だが、今でも現役で活躍
している。(今の風貌は、たのもしい老人といった感じ)

日本や海外においても、年齢が若くて、テクニックや、生まれ持った音楽センスで
上手なシンガーは少なからず存在するとは思うが、奥深い味が歌そのものに備わる
までには豊富な経験と年月が必要なのだと思う。
歌に限った事ではないが、30歳~40歳、いや、50を過ぎてからが本物としての風格や
確立した境地を極める事ができるのかもしれない。




Stacey Kent (Samba Saravah) 

PIARRE BAROUH(Samba Saravah)


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