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2013年10月

Matt Dusk

matt dusk


深まりゆく秋の夜長にしっとりと聴き惚れたいジャズボーカリスト「Matt Dusk」.
以前にも取り上げた事があるが、今年7月に発売されたばかりのアルバム
「My Funny Valentine」には、選りすぐりのスタンダード曲が収められている。
その中から"There Will Never Be Another You"と"Let's Get Lost" の
2曲をピックしてみた。
"There Will Never Be Another You"は1942年に作られた楽曲で、アップテンポで
カバーするアーチストが多いのだが、マッド・ダスクが歌うスローなアレンジは、より
味わい深く原曲の良さを惹きだしてくれている。

"Let's Get Lost"
こちらもほぼ同じ年代に作られた古い曲になるが、チェット・ベイカーのカバーによって
このタイトルを知った人も少なからず存在するのではないだろうか。
イントロと間奏に流れるアルトゥーロ・サンドヴァルのフリューゲルフォルンが聴覚を繊細に
刺激して遥か彼方の宇宙空間へと誘い込む。スピード感あふれる名アドリブには脱帽だ。

マッド・ダスクは、稀にみる低音、美声の持ち主と言えるのではないだろうか。
歌のテクニック、発声などはボイストレーニングや日々の鍛錬によって完成度を磨く事は
可能だと思うが、歌心や感性、声質に関しては生まれ持ったものが大きく関わっている様な
気がする。
他の言葉に言い換えると、聴き手を魅了する歌い手や楽器奏者はそういう星のもとに生まれ、
きらりと光る才能を持ち合わせ、更に日々進化と努力を惜しまないアーチストこそ、プロ中
のプロ、まさに真のプロフェッショナルと言えるのではないだろうか。

Youtube内で検索可能な、Matt Duskの「MORE」というスタンダードも良い曲なので、是非
一度聴いてみてほしい。





"There Will Never Be Another You"  Matt Dusk



"Let's Get Lost" Matt Dusk




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